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山鳥毛を特別陳列 岡山県立博物館 刀剣ファンら詰め掛ける

山鳥毛を熱心に写真撮影する刀剣ファンら
山鳥毛を熱心に写真撮影する刀剣ファンら
 岡山県立博物館で14日、国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛=さんちょうもう)」の特別陳列が始まった。購入を目指す瀬戸内市が募っていた寄付が、目標額に達してから初の公開という話題性もあり、初日から刀剣ファンらが詰め掛けた。

 山鳥毛(刃長79・5センチ)は、同市を拠点にした備前刀の大流派・福岡一文字派の最高傑作とうたわれる鎌倉中期の名刀で、戦国武将上杉謙信の愛刀としても知られる。同市が2018年11月から受け付ける寄付が今年1月、目標の5億1309万円を突破。3月末までに県内の個人所有者と売買契約を結ぶ意向を示している。

 この日は“刀剣女子”と呼ばれる若い女性ら約50人が開館前から列をつくり、展示場所には人だかりができた。入館者は山鳥の羽毛を思わせる変化に富んだ刃文に見入り、スマートフォンで写真に収めていた。

 広島市から訪れた大学生(19)は「国宝ならではの雰囲気がある。個性的な刃文に引き込まれます」と話した。

 29日まで。17、25日休館。

(2020年02月14日 19時47分 更新)

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