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岡山県、一般会計7464億円 20年度当初予算案 2年連続増額

岡山県、一般会計7464億円 20年度当初予算案 2年連続増額
 岡山県は14日、2020年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比1・6%増の7464億5700万円。西日本豪雨の復旧・復興事業費などで2年連続の増額編成となった。25日開会予定の2月定例県議会に提案する。

 最優先とする復旧・復興には47事業、119億3700万円を計上。決壊河川の安全度を高める改良復旧などに87億6600万円、仮設住宅入居者の転居費用助成といった被災者の生活再建支援に28億8千万円を充てる。

 最終年度を迎える県政中期行動計画「生き活(い)きプラン」の関連は、教育再生や産業振興をはじめとする重点70事業に174億2600万円を配分した。東京五輪・パラリンピック関連は啓発イベントなど15事業、1億5600万円。

 1月15日公表の各部要求後、知事査定で8事業、2億9千万円を追加した。受動喫煙対策として、全面禁煙化に取り組む小規模飲食店などへの改装費助成事業に2千万円を確保。河川の掘削といった氾濫防止事業は要求比2億円増の10億円を振り向ける。

 歳出は、社会保障関係費や地方消費税の市町村交付金といった義務的経費が4・7%増の5402億5千万円と、全体の7割超に上った。一方、事業の財源となる一般行政経費は0・3%減の1122億800万円。歳入は県税を2・7%増の2413億5600万円と見込んだ。82億円の収支不足が生じたが、貯金に当たる財政調整基金を取り崩して対応する。

 記者会見で伊原木隆太知事は「復旧・復興を進めながら生き活きプランを総仕上げするという二つの大きな課題に向かう年度。全庁一丸でまい進したい」と述べた。

 特別会計は2・4%増の4537億5500万円、企業会計は17・0%増の211億8900万円。

(2020年02月14日 12時41分 更新)

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