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台風被災 宮城・伊具高生招き交流 矢掛高生ら「次は支援する番」

車座になって伊具高生徒(奥の男子2人)から話を聴く矢掛高生徒(左の女子2人)ら
車座になって伊具高生徒(奥の男子2人)から話を聴く矢掛高生徒(左の女子2人)ら
 西日本豪雨を機につながりができた矢掛高(岡山県矢掛町矢掛)と芥川高(大阪府高槻市)の生徒有志が11日、昨年10月の台風19号で約30人が被災した伊具高(宮城県丸森町)の生徒を矢掛町に招いて交流した。互いの経験を基に、自分たちができる支援を探ろうと被災状況を聴いた。

 矢掛高には大阪府北部地震(2018年)を経験した芥川高から昨年、義援金が送られた。矢掛高生は「次は支援する番」と芥川高に協力を打診し、学校関係者らを通じて伊具高を紹介された。

 この日、矢掛町内の観光案内施設に3校から男女計10人が集まった。伊具高の3人は「家の裏山が崩れ、木が部屋に流れ込んだ」などと被災直後の様子を証言した。生徒は、それぞれの被災の記憶を風化させないために体験を語る会を共同で開く案について協議。伊具高への支援策は今後、具体化させる。

 自宅が半壊した伊具高3年の生徒(18)は「同じように災害を経験した人に話を聴いてもらえてうれしかった」。矢掛高2年の生徒(17)は、西日本豪雨で自宅が床上浸水したといい「多くの人に支援してもらったので、自分に何ができるかをよく考え、行動に移したい」と話した。

(2020年02月11日 20時52分 更新)

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