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美作・安養寺会陽に裸衆700人 「福」求めうねり最高潮

真木に手を伸ばす男衆=8日午後9時20分、安養寺
真木に手を伸ばす男衆=8日午後9時20分、安養寺
 まわし姿の男たちが2本の真木(しんぎ)を奪い合う「安養寺会陽」=美作市重要無形民俗文化財=が8日夜、同市林野の安養寺で行われた。裸衆約700人(主催者発表)が福を求めて、激しく競り合った。

 午後9時すぎ、僧侶らが副真木80本を観音堂近くの渡り廊下から投下。男衆は「おーっ」と野太い声を上げ、渦と化した。約15分後、一斉に照明が消え、横田弘雲住職(57)が陰陽の真木を観音堂の福窓から投げ入れると、裸群のうねりは最高潮となった。

 真木投下に先立ち、裸衆は近くの梶並川のこり取り場で心身を清めた。岡山市の会社員男性(26)は「真木をつかんで、一年間支えてくれた家族やグループの仲間らと福を分かち合いたい」と話した。

 この日は園児と小学生計51人が参加して子ども会陽も行われた。

(2020年02月08日 23時25分 更新)

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