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元気君 思い出をありがとう 奇跡の牛、勝央でお別れ会

献花をして元気君にお別れを告げる親子ら
献花をして元気君にお別れを告げる親子ら
 1998年10月の台風による洪水で津山市から瀬戸内海まで流されて救出されたことから、奇跡の牛と呼ばれ今年1月に死んだ元気君のお別れ会が8日、飼育先だった勝央町岡のおかやまファーマーズマーケット・ノースヴィレッジで開かれた。町は人々の記憶にいつまでも残るよう、元気君の銅像建立を計画している。

 町内外からの親子連れら約200人が参列して次々と献花。ボランティアで絵本の読み聞かせをしている佐古導郎さん(76)=同町=が元気君が助け出されるまでの経緯を伝える紙芝居「きせきの子牛」を朗読した。勝央北小2年の児童(8)は「とても悲しいけど、天国で元気でいてほしい」と話した。

 銅像の計画は、水嶋淳治町長があいさつで明らかにした。資金はクラウドファンディングなどで調達する方針。

 生後6カ月だった元気君は津山市の牧場から流され、瀬戸内海の黄島(瀬戸内市)で救助された。1月14日朝、21歳で老衰のため死んだ。人間の年齢に換算すると105歳程度に相当する長寿だった。

(2020年02月08日 12時18分 更新)

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