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直営児童ク 希望9割超受け入れへ 岡山市、第1弾の22施設

直営児童ク 希望9割超受け入れへ 岡山市、第1弾の22施設
 岡山市は7日、2020年度にスタートする放課後児童クラブの直営化で、第1弾となる22施設に1866人の入所申請があり、その9割超に当たる1757人を受け入れると発表した。93人が定員オーバーなどで待機状態となり、受け入れ施設の整備や子どもの相手をする支援員の確保が急がれる。

 児童クラブは保護者が仕事や病気で日中不在の場合に過ごせる場所で、小学1~6年生が対象。今回の入所決定者の内訳を見ると、通年利用が1633人、夏休みなど期間限定の利用が124人だった。

 待機状態となった93人は4~6年生が中心で、通年利用が9人、期間限定が84人。施設や支援員の不足が要因とされる。

 市内には企業運営を含め全96の児童クラブがあり、うち86クラブはPTAや保護者でつくる各地域の委員会が運営している。各施設で利用料金や開所日数・時間が異なることから、市は22年度までに86クラブを直轄運営に移行し、サービスや支援員の待遇を一律にする方針だ。

 クラブの利用者は共働き世帯の増加を背景に増えており、19年度は8103人と10年前から6割増。待機状態の児童も15年の22人から19年には79人に増えるなど増加傾向にある。市直営化に伴い、期間限定での利用を受け付けるクラブが増えることなどから、これまで以上に入所希望者が増える可能性もある。

 この日、記者会見した大森雅夫市長は「支援員や施設のキャパシティーの不足を解消すべく動きたい」と述べた。

(2020年02月07日 19時53分 更新)

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