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東京五輪パラの記念品4品目選定 備前焼、作州絣、津山箔合紙

(上段左から)備前焼のビアマグ、杯、(下段左から)作州絣のテーブルセンター、津山箔合紙の便箋
(上段左から)備前焼のビアマグ、杯、(下段左から)作州絣のテーブルセンター、津山箔合紙の便箋
 今夏の東京五輪・パラリンピックで来日した大会関係者に全国各地の伝統工芸品を贈呈する「大会記念品プロジェクト」に、岡山県内から備前焼のビアマグと杯、県北に伝わる作州絣(かすり)、津山箔合紙(はくあいし)(横野和紙)の計4品目が選定された。県が明らかにした。

 備前焼は小型のビアマグ(高さ約13センチ)と、瀬戸、信楽などとの「六古窯の杯」1組のうちの一つ。作州絣は津山市の地元保存会が手掛けるテーブルセンター、津山箔合紙は同市上横野地区で手すきで生産されるレターセットとなった。4品目とも地元の作家らが10点ずつ制作する。

 各国オリンピック委員会や国際競技団体の役員ら大会関係者への贈呈は7月ごろになる見込み。

 県は4品目を英文で紹介するカードを添える予定で、「土と炎と人の技が極限まで競い、調和する」(備前焼)、「シンプルな模様と手織りならではの素朴な味わい」(作州絣)、「豊富な原料、きれいな水をもとに江戸時代からすき続いている」(津山箔合紙)などと技法や魅力をアピールする。

 大会記念品プロジェクトは、東京五輪・パラリンピック組織委員会などでつくる実行委が企画。県内の4品目を含めて全国で95品目が選ばれ、約1200人分になるという。

 県マーケティング推進室は「県が誇る伝統工芸でおもてなしに貢献できることは光栄。魅力や歴史的価値を世界に発信したい」としている。

(2020年02月05日 21時50分 更新)

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