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大鏡餅運ぶ力自慢の男たち 美作・顕密寺で五大力餅会陽

歯を食いしばり大鏡餅を運ぶ出場者
歯を食いしばり大鏡餅を運ぶ出場者
 総重量185キロにも達する大鏡餅を抱えて運んだ距離を競う「五大力(ごだいりき)餅会陽」(美作市重要無形民俗文化財)が2日、同市尾谷の顕密寺で開かれ、男たちが力自慢を競った。

 県内外から26~59歳の23人が出場。鏡餅は上餅(重さ53キロ)と下餅(同81キロ)を重ねて1メートル四方の木の台(同約50キロ)にロープで固定されており、出場者は歯を食いしばって抱え上げた。

 あまりの重さに2、3メートルほど歩いて落とす人が多い中、徳島県鳴門市の会社員段洋司さん(43)が33・33メートル進んで、2年連続7回目の優勝をつかんだ。段さんは「最高の結果になって良かった。健康に過ごせる一年にしたい」と話した。

 会陽は1221(承久3)年、隠岐島へ流される後鳥羽上皇が同寺に立ち寄った際、住民らが餅を献上したのを機に始まったとされる。しばらく途絶えていたが、戦後、現在の競技形式で復活した。

(2020年02月02日 20時31分 更新)

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