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天満屋広島アルパーク店が閉店 30年の歴史に幕

玄関に幕を下ろす中、お辞儀する従業員
玄関に幕を下ろす中、お辞儀する従業員
セレモニーであいさつする奥田店長(中央)
セレモニーであいさつする奥田店長(中央)
買い物客でにぎわう最終日の天満屋広島アルパーク店
買い物客でにぎわう最終日の天満屋広島アルパーク店
 天満屋広島アルパーク店(広島市西区井口明神)は31日、最後の営業を終え、閉店した。複合商業施設「アルパーク」の中核を担う百貨店として親しまれたが、近隣への大型商業施設の相次ぐ進出で業績が伸び悩み、約30年の歴史に幕を下ろした。

 最終日は午前10時の開店前から、地元客らが行列をつくり、格安で売り出された衣料品や食料品を買い求めていた。近所の自営業女性(75)は「食も衣料もいいものがそろい、毎日のように通っただけに寂しい」と話した。

 午後8時の閉店後にセレモニーを行い、奥田克公店長が「30年間ご愛顧いただいた全てのお客さまに感謝申し上げます」とあいさつ。正面玄関の幕を下げる中、従業員が深々とお辞儀した。

 1990年開業の同店は、アルパーク3棟のうち西棟の1~4階に入居。ファミリー向け百貨店として広島市郊外のにぎわいを支えたが、「ゆめタウン廿日市」「レクト」といった2015年以降に開業した大型施設との競争で採算が悪化し、撤退を決めた。

 同店の閉店で、天満屋(岡山市北区表町)の広島県内の店舗は広島緑井店(広島市安佐南区緑井)と福山店(福山市元町)の2店となった。

(2020年01月31日 21時04分 更新)

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