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「志授業」小中学校に普及を NPOがCFで副読本作製

岡山市立福浜小で行われた「志授業」の様子=21日
岡山市立福浜小で行われた「志授業」の様子=21日
 岡山県内の教育や医療関係者、企業経営者ら有志によるNPO法人が「志授業」の普及に力を注いでいる。子どもの頃から社会に貢献する意志を育んでもらうことを目的にしたキャリア・道徳教育。小中学校などに広めるため、31日からインターネットで資金を調達するクラウドファンディング(CF)を始め、2月1日には岡山市内でフォーラムを開く。

 志授業は、さまざまな立場の社会人講師による無償の出前講座。講師の経験や郷土の偉人の生き方を例に、子どもたちに「志」に基づいた人生プランを考えさせる。

 経営コンサルタントの角田識之(のりゆき)氏=東京=が提唱し2008年、岐阜県の小学校で初めて実施。全国展開を図る組織が立ち上がり、岡山では14年にNPO法人「岡山立志教育支援プロジェクト」が発足した。18年度は県内の小中17校で実施され、19年度も20校以上で予定されている。

 CFの目標額は102万5700円。山陽新聞社や中国銀行などが連携したCFサービス「晴れ!フレ!岡山」を通じて2月28日まで募り、授業で無料配布する副読本を8千部作る。支援は同サービスのホームページ(https://readyfor.jp/projects/risshikyouiku)で。

 同NPOの角田みどり理事長は「揺るぎない志を立てることで自分を律し、全力で努力するようになる。その価値を多くの子どもたちに届けたい」と話している。

 フォーラムは同1日午後1時から山陽新聞社さん太ホール(岡山市北区柳町)で開催。志授業を受けた児童生徒らが発表する。無料、定員300人。問い合わせは事務局(086―265―7007)。

(2020年01月28日 19時39分 更新)

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