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新型肺炎を警戒 ホテルや商業施設 県内 除菌グッズ着用や質問シート

小型の除菌グッズを胸元に着けた後楽ホテルのスタッフ
小型の除菌グッズを胸元に着けた後楽ホテルのスタッフ
日本語、中国語、英語の案内板を置いた後楽ホテルのロビー
日本語、中国語、英語の案内板を置いた後楽ホテルのロビー
 中国で新型コロナウイルスによる肺炎が拡大しているのを受け、岡山県内の観光案内所や宿泊施設などで警戒感が高まっている。スタッフがマスクや除菌グッズを着用したり、アルコール消毒液を置いたりと、感染予防に努めている。

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 後楽ホテル(岡山市北区平和町)では、約4センチ四方の除菌グッズをスタッフ全員が胸元に着けている。空中のウイルスや細菌を取り除くという二酸化塩素の発生剤が入っており、「可能な範囲で感染予防に努める」と同ホテル。フロントには日本語、中国語、英語で体調不良の場合は申し出るよう呼び掛ける案内板を設置した。

 ホテルグランヴィア岡山(同駅元町)は、宿泊客がせきや発熱を訴えた際の初動対応を全スタッフに徹底。中国・武漢での滞在歴などを聞き取り、感染が疑われる場合は部屋から出ないよう要請した上で、行政機関に連絡する。中国語で書かれた質問シートも用意している。

 両ホテルでは宿泊予約への影響は出ていないが、倉敷観光コンベンションビューローが27日に倉敷市内のホテルや旅館など会員の約50宿泊施設に聞き取りしたところ、ホテル1施設で、中国からの団体旅行1件(31人)がキャンセルされたという。

 商業施設ではイオンモール岡山(岡山市北区下石井)が、来店客に手洗いを呼び掛けるポスターを掲示している。中国語、英語表記も順次張り出す予定。

 天満屋(同表町)は、岡山桃太郎空港(同日応寺)と広島空港(三原市)の店舗で、従業員に届け出なしにマスクを着用することを認めている。岡山高島屋(岡山市北区本町)も同様の措置を取っている。

(2020年01月27日 20時25分 更新)

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