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倉敷美観地区で新型肺炎対策 観光案内所職員がマスク着用

マスクを着けて業務に当たる観光案内所の職員。観光客用に消毒液も用意した=倉敷市美観地区
マスクを着けて業務に当たる観光案内所の職員。観光客用に消毒液も用意した=倉敷市美観地区
 中国で新型コロナウイルスによる肺炎が拡大しているのを受け、岡山県内の観光案内所や宿泊施設などで警戒感が高まっている。スタッフがマスクや除菌グッズを着用したり、アルコール消毒液を置いたりと、感染予防に努めている。

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 県内最大の観光地・美観地区を抱える倉敷市では、観光案内所の職員がマスクを着用して勤務するなどの対策を講じている。

 市の外郭団体・倉敷観光コンベンションビューロー(同市中央)によると、マスクの着用は美観地区をはじめ、JR倉敷駅前や児島駅など5カ所の市観光案内所で24日から実施。「インフルエンザや肺炎等の感染予防・拡散防止のため、当面の期間はマスク着用にて接客させていただいております」との張り紙を掲示し、観光客向けに消毒用のアルコールも設置した。予備のマスクも用意し、要望があれば観光客にも提供している。

 消毒液は27日から、美観地区内にある新渓園(同市中央)と近くの観光バス駐車場(同所)にも置いている。

 ビューローの山本俊哲総務企画課長は「観光客を迎える立場として、できる対策をしっかり取っていきたい。事態の早期収束を願っている」としている。

 一方、中国が海外への団体旅行禁止に踏み切り、観光消費への影響も懸念されているが、美観地区内の土産物店で働く女性(33)は「現段階では例年の春節の時期の人出と大差ない感じ。そこまで心配はしていない」と話している。

(2020年01月27日 20時36分 更新)

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