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潜在保育士に職場復帰お願い 岡山市長名、500人に通知

岡山市役所
岡山市役所
 岡山市は、保育士の資格を持ちながら仕事を離れている市内の「潜在保育士」500人に対し、保育園への復帰・就職を求める文書を大森雅夫市長名で送った。不足する保育士の確保に向けた初の試みで、待機児童の早期解消につなげたい考えだ。

 岡山県に保育士登録(2017年7月時点)している30~50代に通知した。書面には「保育士資格をお持ちの皆様のお力添えをいただくことができれば」などと市長のメッセージを記し、私立園の保育士を対象に、4月から給与の上乗せ割合を現在の2%から3%に引き上げる方針など市独自の待遇改善策も紹介している。今月10日に発送した。

 市の待機児童は昨年10月1日時点で386人。同月からの幼児教育・保育無償化の影響もあり、全国で4番目に多かった同4月1日から33人増えた。市は受け皿を整備しているが、保育士不足のため、定員枠いっぱいに受け入れられない施設が26%(10月1日現在)に上っている。

 市保育・幼児教育課は「保育士資格を持っている人にはぜひ現場復帰してもらい、待機児童の解消に結び付けたい」としている。

(2020年01月27日 19時24分 更新)

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