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新見の伝統和紙で卒業証書作り 神代小6年児童が紙すき体験

神代和紙保存会のメンバー(右)から教わりながら紙すきをする児童たち
神代和紙保存会のメンバー(右)から教わりながら紙すきをする児童たち
 神代小(新見市神郷下神代)の6年生11人が23日、近くの紙すき体験施設・夢すき公園紙の館で、地域に伝わる「奥備中神代和紙」の卒業証書作りに挑戦した。3月の卒業式で授与される。

 神代和紙保存会のメンバーから和紙の魅力や歴史を学習した後、紙すきに挑戦。原料となるコウゾやミツマタの繊維を混ぜた水を専用の道具ですくい、前後左右にゆっくり振って繊維を絡ませ、B4サイズに仕上げた。児童たちは真剣な表情で両手を動かし、できあがるとほっとした表情を見せた。

 「水が冷たくて、一枚の和紙を作る大変さが分かった。伝統を大切にしたい」と女子児童(12)。卒業後は県外の中学に進むといい「みんなとの思い出が詰まった証書。大切に保存したい」とほほ笑んだ。

 同小では、10年以上前から神代和紙の卒業証書を贈っており、地域の伝統文化に触れてもらおうと2019年から児童自らが紙すきを行っている。今回作った和紙は保存会が乾燥させて学校に届けた後、文面を仕上げる。

(2020年01月24日 18時21分 更新)

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