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菅井七段「結果残せる棋士に」 A級昇級、岡山出身棋士25年ぶり

A級昇級を決めた対局後、感想戦を行う菅井七段(右)=23日午後11時55分、関西将棋会館
A級昇級を決めた対局後、感想戦を行う菅井七段(右)=23日午後11時55分、関西将棋会館
 23日に指された将棋の名人戦順位戦B級1組の第11局で、名人戦への挑戦権を争うA級への昇級を決めた菅井竜也七段(27)=岡山市=は「目標にしてきた舞台に上がれるのはうれしい。A級でも結果を残せるような棋士になる」と決意を新たにした。

 岡山県出身棋士がA級で戦うのは有吉道夫九段(備前市出身)以来、25年ぶり。故大山康晴15世名人(倉敷市出身)、故森安秀光棋聖(笠岡市出身)に次いで4人目。

 同組は6月から翌年3月まで、13人がリーグ戦を行い、上位2人が昇級する。これまで9勝1敗で同組首位を走る菅井七段は、関西将棋会館で斎藤慎太郎七段(26)と対局。終盤まで形勢不明の際どい勝負を、後手の菅井七段が冷静な指し回しでものにし、最終局を待たずに同組トップで昇級することが確定した。

 菅井七段は「地元のファンらの声援が力になり、棋士になって10年でA級に上がることができた。来期は厳しい戦いになると思うが、一局一局を大切にして頑張りたい」と話した。

 菅井七段は2010年、同県出身者として27年ぶりの将棋棋士になった。タイトルは王位1期。A級昇級で日本将棋連盟の規定により、同日付で八段となった。

(2020年01月24日 11時00分 更新)

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