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瀬戸内で光明園テーマの展示会 ハンセン病の歴史をパネルで紹介

隔離政策の実態などを解説するパネルが並ぶ会場
隔離政策の実態などを解説するパネルが並ぶ会場
 国立ハンセン病療養所・邑久光明園(瀬戸内市邑久町虫明)の歴史をパネルなど約70点で紹介し、ハンセン病問題について考えてもらう人権啓発展示会が、道の駅・黒井山グリーンパークゆうゆう交流館(同所)で開かれている。26日まで。

 光明園などを舞台に国の誤った隔離政策による人権侵害を描いた漫画「麦ばあの島」(全4巻)を引用しながら、強制的な不妊手術や家族にも及んだ偏見差別の実態をパネル5枚で解説。「想像してみてください」との呼び掛けを添え、ハンセン病問題に思いを巡らせるよう促している。

 このほか、らい予防法の廃止(1996年)や、国の強制隔離を違憲とした熊本地裁判決(2001年)など、大きな転換点を写真入りのパネル6枚で紹介。入所者による書や短文芸、手芸といった作品約60点も展示している。

 邑久光明園友愛会が主催。無料。午前9時~午後4時半。

(2020年01月23日 21時32分 更新)

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