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【トライフープ】ホーム戦集客に苦戦 選手交流などで後半戦テコ入れ

首位の岩手を迎えてのホームゲーム。平日夜の開催ということもあって、スタンドは空席が目立った=1月8日、ジップアリーナ
首位の岩手を迎えてのホームゲーム。平日夜の開催ということもあって、スタンドは空席が目立った=1月8日、ジップアリーナ
【トライフープ】ホーム戦集客に苦戦 選手交流などで後半戦テコ入れ
 今季、バスケットボールBリーグ3部(B3)に参入したトライフープ岡山がホームゲームの集客に大苦戦している。昨年10月のホーム開幕2連戦は2千人以上を集め、華々しくスタートしたが、その後は400人前後と伸び悩む。残りのホームゲームは14試合。選手の交流イベントや試合日の告知に力を入れ、巻き返しを図っている。

 攻守が目まぐるしく変わる早いゲーム展開、華麗なダンクシュート、手を大きく伸ばしたディフェンス…。コートでは選手たちの熱いプレーが繰り広げられる一方、応援には迫力が感じられない。1月8日、ジップアリーナ岡山(岡山市北区いずみ町)に首位・岩手を迎えたホームゲーム。入場者は374人。開幕戦の5分の1以下だった。

 3回目の来場という会社員男性(25)=岡山市=は「最初は知人に連れてきてもらって、はまった。見る機会が増えれば、自分のような人が増えるかも」。初観戦の会社員女性(48)=同市=は「実際見ると面白い。でも平日だとなかなか予定を立てにくい」とこぼす。

 トライフープにとって集客は悩みの種だ。開幕2連戦以外は一度も入場者は千人を超えておらず、平均入場者は641人にとどまる。土日に会場が確保できず平日開催になったことや、好アクセスのジップアリーナ以外の会場になったことが影響しているようだ。さらに来場のきっかけづくりに期間限定で導入した入場料割引キャンペーンも大きな効果が得られていない。

 当初、平均千人を目標に掲げていた比留木謙司GMは「バスケが好きな人しか来ていない印象。あまり観戦したことがないライト層を取り込めていない。ホームゲームをしていることすら知らない人も多い」と分析。「美作、笠岡市など各地で観戦できることも売りの一つだったが、十分浸透させることができなかった」と苦渋の表情を浮かべる。

 そこで後半戦は選手との交流イベントに力を入れる。チームにより親しみを感じてもらい、来場を促す作戦だ。今後のホームゲームでは、握手・サイン会やお見送りなどを実施する予定。ツイッターやフェイスブックなどのSNSでは、試合開催日や選手の紹介も強化する。このほか開始時間に合わせて、子ども連れで楽しめるイベントを企画したり、フーズのメニューを変えたりするなど、来場者の満足度アップにも力を注ぐ。

 比留木GMは「まずは試合日を知ってもらう。そして試合に来てもらう。楽しんでまた来てもらう。友達を誘ってもらう。このサイクルを残り試合で作れるようスタッフで知恵を絞って努力したい」と力を込めた。

◇1、2月のホームゲーム
1月25日午後3時、26日午後5時 東京戦(学芸館高校=岡山市東区西大寺上)
2月7日午後7時、8日午後3時 アイシン戦(笠岡総合体育館=笠岡市平成町)
22日午後6時、23日午後5時 八王子戦(ジップアリーナ岡山=岡山市北区いずみ町)

(2020年01月24日 09時26分 更新)

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