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福山・内海沖の養殖ノリ 品質上々 「潜り船」使った収穫作業ピーク

朝日を浴びながらノリを刈り取る潜り船=21日午前7時55分
朝日を浴びながらノリを刈り取る潜り船=21日午前7時55分
 広島県内一の養殖ノリ生産地・福山市内海町の沖合で収穫作業がピークを迎えている。漁師たちは早朝から「潜り船」と呼ばれる専用の船を出し、朝日を浴びながら黒々としたノリを刈り取っている。

 田島漁協(同所)では8戸が養殖に携わっており、昨年11月末にノリの胞子を付けた網約1万3千枚を設置。12月中旬から作業を始めた。

 漁師たちは午前7時ごろ、田島の箱崎漁港を出発し、引き上げた網の下に船を潜らせて網にびっしり付いたノリを船の回転式カッターで次々と刈り取っていく。同じ網で5回程度収穫することができ、作業は3月中旬まで続く予定。

 同漁協によると、今シーズンは暖冬の影響で漁期が10日ほど遅れたが、ノリの色づきも良く品質は上々。刈り取ったノリは各戸で洗浄、乾燥するなどし板ノリ(縦21センチ、横19センチ)約4千万枚の出荷を見込む。

 地元ノリ漁師の男性(26)は「やわらかくて風味がいいノリをたくさんの人に味わってほしい」と話していた。

(2020年01月22日 18時31分 更新)

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