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セネガルでの服作りを強化 田賀さん CFで資金調達達成

セネガルの服に囲まれる田賀さん。集まった資金を生かし、より良い品を日本に届けたいという
セネガルの服に囲まれる田賀さん。集まった資金を生かし、より良い品を日本に届けたいという
 「頂いた資金を活用し、良い品を届けたい」と話すのは、田賀朋子さん(30)=岡山県矢掛町浅海。フェアトレード事業として、服やバッグなどの布製品をアフリカ・セネガルから仕入れ県内で販売。現地の生産体制を充実させようとCFサービス「晴れ!フレ!岡山」を活用し、207万4千円が集まった。

 セネガルに、青年海外協力隊員として2014年から2年間滞在。現地で人気職業という仕立職人の経済的自立を支えるため、カラフルな生地を使った布製品の製造販売に取り組んだ。帰国後も、現地をバックアップ。売り上げは順調で、品質向上に向けてミシンを新調し、手狭な作業場を広げようと考えた。

 貧困や紛争など、マイナスイメージが抱かれることもあるアフリカ。田賀さんはセネガルでの暮らしを通じ、笑顔と活気に満ちていることを体感した。フェアトレード事業で広めたいのは、プラスイメージ。その思いから現地語で「みんな平和だよ」を意味する「jam tun(ジャム タン)」をブランド名にした。

 CFサービスで資金を募ると決めたのは「サイトでの呼び掛けを通じ、思いを広めることができるから」。準備段階から常連のお客さんにプロジェクトの構想を紹介し、スタート後は「jam tun」のフェイスブックなどでも情報発信。公開から約10日で、目標の120万円に届いた。

 いずれはオーダーメード服も取り扱いたいという。「着る側と作る側の、顔の見える関係を築くのが夢。目標達成は大きなパワーになります」と話す。

(2020年01月22日 11時55分 更新)

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