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岡山夫妻死傷 寝込み襲った可能性 十数カ所の深い刺し傷 強い殺意か

岡山中央署
岡山中央署
 岡山市中区海吉の民家で夫妻が刺され、妻の中出一枝さん(45)が死亡した事件で、中出さんの腹や首付近に刃物を振り下ろされたような十数カ所の深い刺し傷があり、寝込みを襲われた可能性が高いことが21日、岡山県警の司法解剖などで分かった。岡山県警は、近隣の民家への住居侵入容疑で逮捕し、殺害をほのめかしている同倉田、アルバイト米井敏樹容疑者(31)の強い殺意をうかがわせる状況とみて捜査している。

 これまでの調べでは、夫妻は事件当時、2階の別々の部屋で寝ており、現場の状況などから一枝さんが先に襲われたとみられる。一枝さんと米井容疑者は同市内の同じスーパーに勤務していたことが分かっており、トラブルの有無などについて確認を急いでいる。

 県警は、米井容疑者の脚にも自ら刺したとみられる傷があることから、中出さん宅の2階で発見、押収した刃物に米井容疑者の血液が付着している可能性があるとみて、DNA鑑定などで裏付けを進めている。

 事件は18日午前3時20分ごろ、夫で岡山市水道局職員の友正さん(50)が110番。一枝さんが死亡し、友正さんも左腕などに重傷を負った。米井容疑者は事件直後、約250メートル離れた民家のウッドデッキの下に隠れており、住居侵入容疑で逮捕された。

(2020年01月22日 08時01分 更新)

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