山陽新聞デジタル|さんデジ

支援物資の仕分けや搬出手順確認 県、岡山で輸送訓練 13団体参加

支援物資の仕分けや搬出などの手順を確認した訓練=コンベックス岡山
支援物資の仕分けや搬出などの手順を確認した訓練=コンベックス岡山
 災害時に支援物資を円滑に被災地へ届けるため、岡山県は21日、物資の仕分けや搬出などの手順を確認する輸送訓練を、受け入れの1次拠点となるコンベックス岡山(岡山市北区大内田)で行った。

 訓練は、地震発生から3日が経過し、支援物資の受け入れが本格化した―との想定。1次拠点に集められた物資は各市町村の集積場(2次拠点)に送られるが、今回は真庭市と和気町が参加し、県トラック協会や自衛隊など13団体を合わせて約70人が臨んだ。

 訓練では、避難所からの要請や在庫の状況などをタブレット端末で確認できるシステムを活用した。県庁に詰めた物資支援班が真庭市、和気町の要請を受け、必要な車両や物資を調整。会場の県職員らがフォークリフトで飲料水や毛布などをトラックに積み込んだ。

 新システムは、ファクスで要請を受けていた従来と比べ、時間と手間が省けるという。県危機管理課の豊田和典課長は「新システムをうまく活用しながら市町村や民間業者との連携を密にして災害に備えたい」と話した。

 県は、東日本大震災や熊本地震などで支援物資の受け入れ体制の脆弱(ぜいじゃく)さが指摘されていた教訓から、2016年度にマニュアル作りに着手。17年度から毎年訓練を実施している。

(2020年01月21日 22時01分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ