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岡山県内私立高1期5.35倍 20年度入試、競争率3年ぶり増

岡山県内私立高1期5.35倍 20年度入試、競争率3年ぶり増
 岡山県私学協会は21日、県内の私立21高校が共通日程で行う2020年度選抜1期入試の出願状況を発表した。総募集定員5460人(前年度比33人増)に対し、同一校の併願受験を含め延べ2万9208人(1144人増)が出願し、平均競争率は5・35倍(0・18ポイント増)。競争率は3年ぶりに伸びに転じ、現行の集計方法になった05年度以降、最高となった。

 3月の県内中学卒業見込み者数(県教委推計)は前年度比421人減の1万7269人。出願者数、競争率の増加理由について同協会は「今回から試験日程を追加した倉敷翠松で異なる学科、コースの併願受験が可能になったことに加え、4月から年収590万円未満の世帯を対象に私立高の授業料を実質無償化する国の方針が影響した」としている。

 学校別に出願者数を見ると倉敷翠松が前年度より1317人、改称して男女共学となる山陽学園が376人増えたのをはじめ、龍谷(250人増)、倉敷(245人増)、岡山理科大付属(202人増)など10校で増加。明誠学院(783人減)、おかやま山陽(195人減)、学芸館(145人減)など11校で減った。

 競争率は6校11コースで10倍を超えた。例年通り普通科の難関大を目指すコースが高い傾向で、最も高いのは就実普通科特別進学コースハイグレードクラスの53・85倍。龍谷普通科特別進学コース43・75倍、明誠学院特別進学コースIII類25・40倍と続いた。岡山と、興譲館の一部コースは定員に満たなかった。

 選抜1期入試は30日に行われ、同一校で学科・コースを併願受験できる12校は翌31日もある。18校による選抜2期入試は2月21日に実施。県外の受験生が多い川崎医科大付属と吉備高原学園は独自日程で行う。

(2020年01月21日 10時49分 更新)

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