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逮捕の男 死亡女性と同じ店に勤務 岡山夫妻死傷、仕事通じて面識か

現場付近で発見、押収された米井容疑者の乗用車=18日午後4時17分、岡山市中区山崎(画像を一部加工しています)
現場付近で発見、押収された米井容疑者の乗用車=18日午後4時17分、岡山市中区山崎(画像を一部加工しています)
 岡山市中区海吉の民家で18日、夫妻が刃物で襲われ、妻の中出一枝さん(45)が死亡した事件で、殺害をほのめかしている岡山市の男(31)と中出さんが同市内の同じスーパーに勤務していたことが20日、関係者への取材で分かった。岡山県警は、2人は仕事を通じて面識があったとの見方を強めており、トラブルの有無などを慎重に調べている。

 県警は同日、男は同市中区倉田、アルバイト米井敏樹容疑者と公表した。事件直後、中出さん宅から約250メートル離れた民家のウッドデッキの下に隠れているのを発見され、住居侵入容疑で緊急逮捕されている。

 この民家近くで米井容疑者の乗用車が見つかり、県警が押収していたことも新たに判明。中出さん宅を出て車に戻ろうとしていた際にサイレンが聞こえ、民家に逃げ込んだとみて、事件前後の詳しい足取りについても捜査している。

 これまでの調べで、米井容疑者は身柄を確保された際、血まみれの状態で、脚に刺し傷があったことが分かっている。県警は自ら刺した可能性もあるとみており、中出さん宅で発見、押収した凶器とみられる刃物の鑑定を進めている。

 勤務先のスーパーによると、米井容疑者は総菜や冷凍食品の陳列を担当。中出さんも同じ業務に当たり、出勤日が重なることもあったという。

 事件は18日午前3時20分ごろ、夫で岡山市水道局職員の友正さん(50)が「刃物で刺された」と110番。2階寝室で一枝さんが腹部などを刺されて死亡し、別の部屋で就寝中だった友正さんも左腕などに重傷を負った。

(2020年01月21日 08時00分 更新)

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