山陽新聞デジタル|さんデジ

高齢者や障害者ら 災害時どう支援 県研修会、自治体職員など参加

災害時における高齢者らの支援の在り方を学んだ研修会
災害時における高齢者らの支援の在り方を学んだ研修会
 岡山県は20日、災害時に特別な配慮が必要となる高齢者や障害者らの支援の在り方を考える研修会を岡山市内で開いた。自治体や福祉施設の職員ら約130人が参加。避難所などで多様なニーズに対応する体制を築く必要性を学んだ。

 被災者支援の人材育成などに取り組む「減災と男女共同参画研修推進センター」(東京)の浅野幸子共同代表が講演。避難所や自治体の災害対策本部は男性中心の運営だと指摘した。

 その上で「男女共同参画や育児、介護など多様な視点で被災者の実態を把握することが重要」と強調。避難所での具体策として、女性がリーダーとなって男性には言いづらい女性の要望を掘り起こすことや、障害者らが運営に関わることなどを挙げた。

 また吉備国際大の中瀬克己教授(公衆衛生学)は、高齢者が住み慣れた地域で暮らせるよう住民や医療、福祉関係者らが連携する地域包括ケアシステムを災害時でも活用するよう求めた。

 研修会は、2017年度から毎年1回開いている。

(2020年01月20日 19時48分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ