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都市機能と人口集積 津山市マスタープラン改定素案

都市機能と人口集積 津山市マスタープラン改定素案
 津山市は、長期的な都市整備の指針となる「都市計画マスタープラン」の改定に向けて素案をまとめた。急速に進む人口減少を踏まえ、都市機能と人口集積を図るコンパクトシティー推進を継続し、空き家・空き地対策の強化などを盛り込んでいる。

 プランは20年後の都市像を見据え、2020年から10年間のまちづくりの方針を示すもので、素案には昨年8月に策定したコンパクトシティーづくりの指針「立地適正化計画」を反映。市中心部では、住宅を集約する「居住誘導区域」と医療や福祉、商業施設を集める「都市機能誘導区域」を指定し、市街地の拡大を抑制しつつまとまりのある中心市街地の形成を図る。

 勝北、久米、加茂、阿波の各地域の支所・出張所を中心としたエリアは「地域生活拠点」に位置づけ、それぞれを公共交通機関などで結んで連携する「多極ネットワーク型」を目指す。

 空き家所有者への意識啓発や相談体制の充実を図るとともに、「市住まい情報バンク」の活用による空き家の利活用を促進する方針を明記。安全・安心のまちづくりとして、特に危険度の高い土砂災害特別警戒区域の調査促進、自主防災組織の育成や防災訓練の実施などを通じた防災体制の強化に取り組むとした。

 都市拠点や市街地、田園、森林・里山の土地利用エリア、地域連携軸などの概要は将来都市構造図で示している。

 パブリックコメント(意見公募)を2月3日まで行い、3月末の策定を目指す。都市計画課は「多くの方が持続可能なまちづくりについて考えるきっかけにしてほしい」としている。

 市の都市計画マスタープランは、1998年に旧津山市を対象に初めて策定。2008年に勝北、久米、加茂、阿波地域を加えたプランを定めて以来の改定となる。

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 素案は市のホームページや都市計画課、各支所・出張所で閲覧できる。意見は、都市計画課(0868―32―2096、ファクス0868―32―2155、メールtokei@city.tsuyama.lg.jp)へ持参、郵送、ファクス、メールで提出する。

(2020年01月21日 11時07分 更新)

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