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吉備中央への旅行プラン提案 農泊体験した京都の短大生

考案した旅行商品を発表する学生たち
考案した旅行商品を発表する学生たち
 昨年11月に岡山県吉備中央町で農家に泊まりながら観光などを楽しむ「農泊」を体験した京都光華女子大短期大学部(京都市)の学生たちが19日、同町への旅行商品の企画を大阪市で発表した。都会の小学生向けに農作物の収穫体験や星空観察を盛り込んだツアー、若い女性のカメラ人気に着目し、町内の豊かな自然を撮影する旅などの提案があった。

 吉備中央町は教育旅行の誘致などのため、農泊に力を入れている。取り組みを知った阪急交通社(大阪市)が、学生が地域の活性化を提案する授業のある同短期大学部を仲介した。1年生14人が昨年9月以降、吉備中央町の概要やツアー企画の基礎などを学んだ後、1泊2日で農泊を体験。3班に分かれ、旅行プランを考案してきた。

 発表は阪急交通社のイベント会場であり、学生たちは「空気がおいしい」「星がきれい」などと町の魅力を指摘。「バスの本数が少なく交通が不便」などと課題も挙げた。会場の参加者の意見も踏まえ、同町の山本雅則町長らによる審査の結果、小学生向けの収穫体験や星空観察を盛り込んだツアーが最優秀賞に選ばれた。考案したグループの前川陽菜(ひな)さん(19)は「自然の豊かさを生かしたかった。星空観察は夏休みの自由研究にも活用できる」と話した。

 町は今後、提案内容を観光振興に生かす。阪急交通社は商品化の可否を検討する。

(2020年01月19日 19時33分 更新)

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