山陽新聞デジタル|さんデジ

個性認め合える社会を 山本医師が岡山で講演

個性を認め合える社会の大切さを訴えた山本医師
個性を認め合える社会の大切さを訴えた山本医師
 岡山県精神保健福祉センター所長などを務めた山本昌知医師が19日、岡山市北区南方のきらめきプラザで講演し、個性を認め合える社会の大切さを訴えた。

 山本医師は、これまでに多くの心の病んだ患者の相談を受けてきた経験から、人と違う意見を言うと自分とは違う異物とみなしていじめ、干渉しない社会になっているように感じると指摘。「自分のありのままを安心して表現できる関係をつくって」と呼び掛けた。

 精神疾患の一種である統合失調症の予後は、先進国よりも発展途上国が良いというデータも示し、入院が中心となっている日本も病院や薬に頼り過ぎず、人が人を支える「人薬」が必要だとした。

 高齢者や障害者の地域生活支援を行うNPO法人「共助グループ喫茶去(きっちゃこ)」が主催。この日の入場料の収益は西日本豪雨で被災した倉敷市真備町地区の住民グループに寄付される。市民ら約120人が聞いた。

(2020年01月19日 21時13分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ