山陽新聞デジタル|さんデジ

正岡子規と大谷是空の交流紹介 県立博物館で小島氏が記念講演

子規と是空の交流などをテーマに話した記念講演会
子規と是空の交流などをテーマに話した記念講演会
 岡山、愛媛県の文化交流展「正岡子規と仲間たち」を開催中の県立博物館(岡山市北区後楽園)で18日、記念講演会が開かれ、津山郷土博物館の小島徹館長(49)が、子規(1867~1902年)と津山市出身の俳人大谷是空(1867~1939年)の交流について語った。

 2人は東京大学予備門の同窓生。是空は病気で中途退学し、大阪で療養生活を送ったり、一時津山に戻って教員を務めたりしたが、子規が大阪を訪ねるなど親しい仲であり続けた。是空は後に実業家として活躍する一方、山陽新報(山陽新聞の前身)の俳壇選者も務めている。

 小島館長は子規と是空がそれぞれの随筆で親友、益友と表現していることを紹介。書簡で句を送り合うなど、2人の関係を「性格や興味が一致しただけでなく、互いを第一の批評者として意識しながら文学に励んだのだろう」と述べた。

 約80人が聴講。女性(62)=岡山市北区=は「子規と岡山ゆかりの是空の密接なつながりを知り、子規を身近に感じた」と話した。

 交流展では、子規が是空に宛てた書簡や2人の写真など約60件を展覧している。2月9日まで(月曜休館)。山陽新聞社共催。同8日には、松山市立子規記念博物館の竹田美喜館長による記念講演会がある。

(2020年01月18日 19時07分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ