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池田動物園のバク「アンプ」死ぬ 飼育舎前に献花台、別れ惜しむ

アメリカバクのアンプ=2019年8月16日
アメリカバクのアンプ=2019年8月16日
飼育舎の前に設置された献花台
飼育舎の前に設置された献花台
 池田動物園(岡山市北区京山)で、長寿のアメリカバクとして親しまれた「アンプ」(雌、32歳)が死に、飼育舎前の献花台に子どもらが訪れて、別れを惜しんでいる。

 アンプは1987年、旧西ドイツの動物園に生まれ、翌年、池田動物園に仲間入り。同じ年にスウェーデンの動物園から来てつがいとなった雄「アレック」(32歳)とともにアメリカバクの平均寿命(30歳)を超える。「ご長寿夫婦」として一緒に餌を食べたり、水浴びしたりと仲むつまじい姿が人気を集めた。

 園によると、アンプは昨年末から元気がなくなって横になっていることが増え、1月9日の朝、餌を食べなくなって、そのまま息を引き取った。人間の年齢では80~90歳に相当するという。

 アレックだけとなった飼育舎前の献花台には、アンプの写真と白い花が置かれた。17日に母親らと訪れた男の子(4)=同市=は、毎週訪れるほど2匹が好きだったといい、「寂しいけど、アレックを元気づけるためにまた動物園に来たい」と話していた。

 飼育員の新野愛さん(26)は「おとなしい性格で、園のイベントにもたくさん参加してくれた。『ありがとう』と伝えたい」と話した。

(2020年01月18日 17時42分 更新)

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