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「子」の字さまざまな書体で表現 福山で墨盈会迎春展

会員らが一斉に「子」を書いた席上揮ごう
会員らが一斉に「子」を書いた席上揮ごう
 福山、尾道市などの書道愛好家でつくる「墨盈会(ぼくえいかい)」の迎春展が17日、エフピコRiM(福山市西町)内の市ものづくり交流館で始まった。抱負などとともに、今年のえと「子(ね)」の字をさまざまな書体で表した作品が来場者の目を引いている。19日まで。

 額作品では、会員27人が1点ずつ出展。古い字体で書かれた「子」のそばに万葉集の代表的歌人・大伴家持の歌を添えたものや、走るような字形の「子」に「切磋琢磨(せっさたくま)」と記した作品などが並ぶ。子どもがはがきに書いた450点も会場ににぎわいを添えている。

 この日は相原雨雪会長(74)や会員、一般市民ら20人による席上揮ごうも披露された。相原会長は「令和」の典拠となった万葉集の一節を基に「初春令月気淑風和」と隷書体で2枚の紙に大書した。会員らも勢いよく「子」と書き上げた。

 甲骨文字で揮ごうした森英文さん(77)=岡山市南区=は「ガッツポーズしているような書体で、今年は心身ともに元気に過ごしたいとの思いを込めた」と話した。

 午前10時~午後6時(最終日は同4時)。入場無料。

(2020年01月18日 10時26分 更新)

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