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新型肺炎で岡山空港でも警戒 入出国者への注意喚起強化

検疫ブースに掲示された啓発ポスター
検疫ブースに掲示された啓発ポスター
 中国・武漢市で患者が相次ぐ新型のコロナウイルスによる肺炎が国内でも初確認されたとの16日の厚生労働省の発表を受け、中国への路線がある岡山桃太郎空港(岡山市北区日応寺)でも警戒感が高まっている。広島検疫所岡山空港出張所は出入国者への注意喚起を強化しており、不安から自衛に努めるとする渡航者もいる。

 同出張所は、武漢市での感染拡大が明らかになったのに伴い今月7日から、国際線の出発・到着口それぞれの検疫ブースに、日本語、中国語、英語で記した啓発ポスターを掲示。同市から帰国し、せきや発熱など体調に異常がある場合、検疫官に申告するよう呼び掛けている。

 国際線の出発ロビーでは17日、上海へ向かう旅行客から心配する声が聞かれた。夫婦で渡航する福山市の男性(73)は「人から人への感染も排除できないといわれており、不安。マスクを着けるなど対策を心掛けたい」と話した。

 運航する中国東方航空岡山支店によると、キャンセルが数件発生しているものの、「今のところ大きな影響はない」という。

 厚労省は16日、武漢市に滞在歴のある神奈川県居住の30代男性が肺炎を発症していたと発表。同市では死者も出ている。

(2020年01月17日 21時28分 更新)

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