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県産日本酒、岡山の“顔”に 認知度向上へ県がプロモーション

県産日本酒、岡山の“顔”に 認知度向上へ県がプロモーション
 岡山県は2020年度、県産日本酒の認知度アップや消費拡大を目指し、国内外でプロモーション事業に乗り出す。フランスで現地のシェフらを招いた試飲会や、キャッチコピーの作成を企画。ブランディング(価値あるブランドの構築)を図り、県産果物などに続く岡山の“顔”として売り込む。

 フランスでは試飲会とともに市場調査を行い、販路開拓の可能性を探る。テロワール(気候や土壌の性質、地形といった生育環境)の考えに基づくワイン文化が根付いていることを踏まえ、現存する日本最古の酒造好適米・雄町をはじめとする良質な酒米や水など醸造の好条件がそろう岡山の環境を前面に打ち出す作戦だ。

 国内ではキャッチコピーや共通グッズを新たに作り、各団体が開く県産日本酒のPRイベントで活用して一体感を演出。一定基準を満たした高品質な商品を県が独自に認定する制度創設の検討にも着手する。20年度当初予算要求に事業費1183万円を計上した。

 岡山発祥の雄町は、全国生産量の約9割を占める。雄町がルーツの山田錦などの生産も盛んだが酒米の産地としてのイメージが定着していないのが課題。県内での日本酒消費量のうち県産は約2割にとどまる。

 県産業振興課は「特徴や歴史のある雄町はプロモーションを展開する上で武器の一つになる。事業を通じて国内外で魅力を広めていきたい」としている。

(2020年01月17日 22時11分 更新)

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