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理想の生き方実現に行動を ベンチャー創業者、就実高で講演

自らの生き方について自由に考え、行動する大切さを訴える岡田さん
自らの生き方について自由に考え、行動する大切さを訴える岡田さん
 使用済み人工衛星などの「宇宙ごみ」を除去するサービスの事業化に取り組むベンチャー企業アストロスケール(東京)の創業者で最高経営責任者(CEO)の岡田光信さん(46)が16日、岡山市北区弓之町の就実高で講演し、自分が理想とする生き方を貫くために日頃から考え、行動に移す大切さを訴えた。

 岡田さんは15歳の時、米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士体験プログラムで出会った毛利衛さんに憧れ、猛勉強を始めたことを紹介。大蔵省(現財務省)やコンサルティング会社などでキャリアを重ねたが、生き方について悩み、毛利さんの手書きのメッセージを見返して「40代は自分が情熱を持っていた宇宙に関わる仕事に没頭しようと思った」と起業のきっかけを語った。

 2013年に創業したアストロスケールが今年中に宇宙ごみ除去技術の実証衛星をロシアから打ち上げる計画も披露。「当初は、宇宙ごみの除去など事業化できるはずがないという声が多かった」と振り返り、「こんな社会をつくりたいということを自由に考え、実現に向けて行動してほしい」と訴えた。

 講演は、同高が生徒にキャリア形成について考えてもらおうと企画し、1年生約580人が聴いた。

(2020年01月16日 22時04分 更新)

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