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海自の音響測定艦「あき」進水式 三井E&S造船玉野工場で建造

玉野艦船工場で進水した音響測定艦「あき」
玉野艦船工場で進水した音響測定艦「あき」
 三井E&S造船(東京)が防衛省から受注し、玉野艦船工場(玉野市玉)で建造している海上自衛隊の音響測定艦「あき」の命名・進水式が15日、同工場で行われた。他国の潜水艦などの音響情報を収集する艦船。岸壁で内装工事などを施し、来年春に引き渡す予定。

 あきは全長67メートル、幅29・9メートル、基準排水量約2900トン。ディーゼル発電機4基を搭載し、モーターでプロペラ2基を動かす。速力11ノット。乗員約40人。最新のソナー(音波探知機)で潜水艦を探知し、近海の監視を強化する。総費用は約226億円。海上自衛隊の音響測定艦は同工場で造った「ひびき」「はりま」(1991、92年就役)に続き3隻目となる。

 商船は世界的な生産過剰で価格が低迷し、同社は実績のある艦艇や官公庁船の受注に力を入れている。同社は「国防に貢献できるよう技術力を結集し、気を引き締めて建造を進める」としている。

(2020年01月15日 19時18分 更新)

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