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不登校対策を議論 岡山市総合教育会議

不登校対策について議論した市総合教育会議
不登校対策について議論した市総合教育会議
 岡山市の大森雅夫市長や教育委員でつくる「市総合教育会議」の2019年度第2回会合が14日、市役所であり、増加している不登校の防止や解決策について議論した。

 国の18年度調査によると、市内の市立小中学校の不登校人数は前年度より17・1%増の930人で2年連続増加した。在校者数に占める不登校の割合も小学校では0・91%と、市教育大綱(17~20年度)で示す目標値(0・42%)を上回った。

 会合では、こうした状況を踏まえて10人が議論。菅野和良教育長は今後、年間欠席が10日以上の児童生徒に個別支援計画を作るほか、不登校の子どもを支援する適応指導教室の運営方針を見直す考えを示した。

 対策の事例紹介もあり、平井小は1日でも休んだ児童には教諭が家庭に連絡して様子を聞いていると報告。富山中は中学教諭が学区内の小学校に出向き、児童の顔なじみになることで進学時のギャップを和らげようと努めているとした。

 教育委員からは「学校現場だけで解決するのは難しい。学校外からのサポートをいかに増やすかが課題」「保護者間でコミュニケーションを取れる場を設けることも大切ではないか」といった意見が出た。

(2020年01月14日 18時55分 更新)

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