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十二支の石像そろう 岡山・龍泉寺 愛らしい動物、参拝者出迎え

今年の干支・ネズミの石像
今年の干支・ネズミの石像
龍泉寺の境内に並ぶ十二支の石像
龍泉寺の境内に並ぶ十二支の石像
 龍泉寺(岡山市北区下足守)の境内に、干支(えと)をかたどった石像12体がお目見えした。2014年から毎年2体ずつ作り、昨年末に十二支がそろった。愛らしい動物たちが仲良く並んで参拝者を迎えている。

 石像はそれぞれ高さ60~70センチ程度で、動物の“御利益”が刻まれた台座に載せた。ネズミには「多産で知られるネズミの子どもに触れると子孫繁栄と財を蓄える行動が得られる」、竜では同寺がまつる水の神・八大龍王の加護があると記している。

 デザインは阪本昌護住職の次女でイラストレーターの菅原恭子さん(43)=札幌市在住=が担当した。子どもにも親しんでもらえるよう、ウサギやトラの像は片足を上げたポーズにして参拝者と手を合わせられるようにし、西洋では愛の象徴とされるヘビはハート形にした。「思わず触れたくなるような、かわいらしい像に仕上げた」と菅原さん。

 石像の建立は、寺を復興させた承進院日護聖人の生誕200年を22年に控え、記念行事として阪本住職らが考案した。12体が日護聖人像を囲むように設置されており、神様の宴のようにも見える。

 龍泉寺は奈良時代に高僧・報恩大師が創建したと伝えられ、民間信仰の霊場として栄えた。現在も全国から参拝者が訪れるといい、住職の妻・保美さん(71)は「石像がかわいいと好評。多くの人に足を運んでほしい」としている。

(2020年01月12日 08時01分 更新)

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