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ガラス、陶器…多彩な酒器が競演 岡山のギャラリーで作家9人展

石田さんのガラスのぐいのみ
石田さんのガラスのぐいのみ
市川さんの陶器のぐいのみ
市川さんの陶器のぐいのみ
榎本さんの木製のぐいのみと片口
榎本さんの木製のぐいのみと片口
 酒の器を集めた作品展が、岡山市北区表町のギャラリー「エスプリ・ヌーボー」で開かれている。県内外の作家9人が陶器、ガラス、木など、素材もデザインもバラエティーに富んだ約70点を寄せている。似合うのはどんなお酒だろうか―。想像を巡らせながら、地元作家の作品を中心に紹介する。

 一見、陶器を思わせるのは、ガラス作家石田彩さん=同市=のぐいのみ。ガラス特有のひんやりとした感覚が伝わり、滑らかな肌触りと相まって心地良い。真っ先に浮かんだのは冷酒。きりりとした辛口も濃厚な甘口も合いそうだ。

 見た目にも華やかなのが陶芸家市川透さん=倉敷市=の作品。濃い青に、金色をあしらった。抹茶茶わんをほうふつとさせる作りで、大ぶりのごつごつとした形も印象的。けれん味たっぷりの器には、日本酒、焼酎、ウイスキーと何でも似合いそうだ。器の個性に負けぬよう吟味した酒を注ぎたい。

 素朴で温かみが伝わってくるのは木彫家榎本勝彦さん=赤磐市=のぐいのみと片口のセット。クリの木地に漆を何度も塗り重ねて木目の美しさを引き出した。かん酒をしっとりと楽しめそうだ。

 岡島光則さん=倉敷市=の陶器、木村知子さん=同市=の磁器も味わい深い。県外勢も信楽など多彩な陶器を出品している。

 池田靖嗣オーナーは「見たことのない酒器と出合える機会。お気に入りを見つけ、自宅で味わう一杯を豊かに彩ってほしい」と話している。

 会期は13日まで。正午~午後7時。問い合わせは同ギャラリー(086―225―9889)。

(2020年01月11日 13時02分 更新)

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