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ごみ拾い奉仕続け400回 グリーンバード岡山チーム

吉備津神社周辺でごみを拾うボランティア=昨年12月28日
吉備津神社周辺でごみを拾うボランティア=昨年12月28日
 岡山、倉敷市の駅前などで清掃ボランティアを行うNPO法人・グリーンバード(東京)の岡山チームが11日、通算400回目の活動を迎える。活動日程を会員制交流サイト(SNS)で案内し、都合の合う人が当日、自由に集まるといったスタイルで活動を続けてきた。若者を中心に手軽に参加できる社会貢献の場として、定着している。

 昨年12月28日、399回目の活動が吉備津神社(岡山市北区吉備津)であった。年末で学生が帰省したため少なめというが、それでも2代目リーダーの会社員後藤寛人さん(32)=倉敷市=ら10人が集合。そろいの緑のビブス姿で、ごみ袋と火ばさみを手に活動した。

 参加者はごみを拾いながら「名前は?」「どこから来たの?」と互いに自己紹介。「年末どうするの」と、終始、会話が途切れず、和やかムードで、3時間ほど参道や境内を清掃した。

 会社員(23)=同所=は「活動を通じて職業や世代の違う友人が増えた。会話を通じて視野も広がった」と話す。

 岡山チームは2013年3月に誕生。「街中でごみを拾い、ポイ捨ては格好悪いという意識を広めて街を美しくしよう」というNPO本部の趣旨に賛同した初代リーダーの自営業松原龍之さん(42)=倉敷市=が呼び掛けた。

 活動は月に3、4回。当初10人ほどだったが、今では20~30人が集まる。メンバーは社会人中心から、大学生や高校生にも広がった。活動場所も岡山、倉敷駅周辺だけでなく、高梁市や宇野港(玉野市)などにも出向くようになった。

 高3から参加する玉野総合医療専門学校1年の学生(19)は「いつも見る街や通りにごみが落ちていては気分がよくない」という。

 松原さんは「活動の緩さが今の若者気質に合っているのでは。社会に役立ちたいと考える若者は多い。そうした思いの受け皿として続けたい」と話す。

 400回目は午前10時からJR岡山駅周辺で行う。詳細はグリーンバード岡山チームのフェイスブックで紹介している。

(2020年01月10日 18時13分 更新)

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