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幸先よし? 新年早々チヌ大会で優勝 負けたら終わりのトーナメント

(左から)大会に参加した泉田さん、筆者、花房さん、芳田さん
(左から)大会に参加した泉田さん、筆者、花房さん、芳田さん
決勝戦の様子。3人が並んで沖に竿を出した
決勝戦の様子。3人が並んで沖に竿を出した
竿を上げて魚を浮かせて…
竿を上げて魚を浮かせて…
タモに無事に収めました
タモに無事に収めました
チヌを釣り上げる筆者。少し小さかったですが…
チヌを釣り上げる筆者。少し小さかったですが…
決勝戦での筆者の釣果
決勝戦での筆者の釣果
今回使用したえさと仕掛け
今回使用したえさと仕掛け
優勝賞品を贈られる筆者(左)
優勝賞品を贈られる筆者(左)
優勝賞品の竿
優勝賞品の竿
幸先よし? 新年早々チヌ大会で優勝 負けたら終わりのトーナメント
 我が家のかわいい娘の成人式が近くなり、子供が成長するのは早いもんだと改めて思っています。成人式が行われるころになると、日に日に寒くなります。気温とともに水温も低下。魚の活性が低くなり釣果は厳しいシーズンに突入します。私が公私共にアドバイスを頂き、長年お世話になっているGFG(がまかつファンクラブ)本部副会長の花房洋一さんが「まだチヌの釣果の望める時季に」と合同チヌトーナメント大会の開催を計画してくれました。

 チヌ釣りの大会は大きく分けて2種類の形式があります。一つは昨年11月のコラムで書いたように、規定時間内に5匹までの総重量など1日の釣果を競う大会。もう一つはよりゲーム性の高い、負けたら終わりの「トーナメント戦」があります。

 今回は後者。3回戦勝負です。1、2回戦のマキエ、刺し餌は各自で準備。1試合2時間(1時間で場所交代)ですので、マキエを家で混ぜて二つに分けて持っていきました。場所移動がありますので運びやすくするためです。決勝戦はマキエ、刺し餌共に支給された物を使います。

 トーナメントは短時間で結果を出すことが必要です。無駄な時間を減らし、「いかに効率よく釣りができるか」が勝負の分かれ目になります。いろいろな工夫や作戦、戦略を立てて試合に臨みます。

 1月4日朝、牛窓港(瀬戸内市)に集合。抽選、大会説明の後、午前7時出船です。2人ずつ選手を降ろしていきます。1回戦は、黄島(同市)の西面にある「ハトバナ」と呼ばれる独立磯に、久山さんと一緒に上がりました。境界線と釣り座を決め、ジャンケンで勝った人が右に入るのがルールです。私はまず右のポイントに入ります。

 午前7時半に競技開始。西の風が強くウネリもある悪条件ですが、開始早々から餌取りが多く、刺し餌がすぐに取られます。しかし規定で刺し餌はオキアミしか使えません。固めの「食い込みイエロー」を中心に使い、何とか1匹を釣ります。しかし風がきつく、波とウネリで後が続きません。その後はお互い「ノーフィッシュ」。1回戦を勝ち抜けました。

 2回戦は黄島の南面「ひな壇」で、寺山さん(東レなどのテスター)と対戦。磯上がりしてから開始までに5分しか時間の余裕がありません。急いでジャンケンをして右手に荷物を移動しました。ここは初めて上がる磯です。すでに午前10時を回っていましたが、基本通りタナ取り(仕掛けの調整作業)から始めます。7メートルぐらい沖までシモリ(岩礁)が点在して、その先が急に深くなっています。

 まずはその周辺から狙います。数投後、チヌのアタリ。竿を立てやり取りをしますが、すぐにシモリに入られます。ラインを緩めたり張ったりしながら、何とかタモに収めることができました。その後アタリがないので、15メートルぐらい沖を狙いますとアタリ。しかし、場所交代の時間間際だったので気持ちが焦り、手前のシモリで痛恨のバラシ。場所交代後は1回もエサを取られることなく時間になりましたが、1対0で決勝戦に勝ち上がることができました。

 決勝戦は大会参加者と役員が観戦するため、全員がいったん渡船に乗り込みます。前島の南面「一本松」で、20人弱の人を降ろしました。トーナメントを意識して開発された「チヌパワーVSP」オキアミ3キロが支給され、マキエを作り直します。3回戦ともなると、体力的にはかなりしんどい(笑)。刺し餌には「くわせオキアミ スーパーハードL」。こちらも同じものが配られました。

 決勝戦は泉田さん(がまかつ、マルキユーなどのテスター)、芳田さん、私の3人で競いました。30分ごとに場所交代する“短期決戦”。私はジャンケンで一番負けしたので、左端に移動です。まずはウネリの少ない手前から攻めますが餌取りだらけ。攻めあぐんでいますと泉田さんが早々に竿を曲げます。同時に芳田さんも…。焦る気持ち抑えながら、私も小さいチヌを釣ったところで場所交代。次は真ん中のポイントに入ります。

 実はここが本命ポイント予想。「何とか挽回を」とたくらんでいました。ここで釣っていた芳田さんのポイントや流れを「チラ見」して確認していましたので、遠投で2枚を釣りました。最後は一番右のポイントです。10メートル沖の潮目を流し、1枚釣りますがその潮目もすぐなくなってしまいました。手前を狙う作戦に変更して2枚かけて1枚バラシで最終ラウンドが終了です。

 結果は私が5枚、他の人は4枚、2枚。さて重量勝負です。私のチヌは小さい(泣)。しかし辛うじて40グラム差で優勝しました。花房副会長から、がまかつのチヌ竿「黒冴」をいただきました。ありがとうございます。次回もまたよろしくお願いいたします。

 最近は大会で優勝が続いていますが、場所が良かったり、自分の釣る時に潮が良かったりと運が付いているようです。今後もこの状況が続くことを望みたいです(笑)。本当は作戦を考えたり状況判断が間違っていないか日頃の釣行からチェックしたり、聞いたりしています。上手な人と多く釣りに行くことや本音で話ができる仲間も持つことをお勧めいたします。
 

<竿>

がま磯 アテンダーⅡ 0.6号 5.3m

<マキエ>(1・2回戦分)

オキアミ 3キロ
チヌパワームギSP 半袋    <マルキユー>
チヌパワーV10白チヌ 半袋  <  〃  >
チヌパワーVSP  半袋 <  〃  >

<刺し餌>(1・2回戦分)

くわせオキアミスペシャルチヌ    <マルキユー>
くわせオキアミ食い込みイエロー   <  〃  >

<道糸>

銀麟 スーパーストロング ハイポジションフロート 1.8号<東レ>

<ハリス>

トヨフロン スムーズロック1.5号 <東レ>

<渡船>

まこと渡船 090-4650-6095



兼松朋弘(かねまつ・ともひろ) 釣り愛好者でつくるクラブの愛潮・花遊会に所属。日曜と祝日、特に牛窓や小豆島近辺を中心に釣行を重ねるサラリーマン。マルキユーのフィールドスタッフ、東レのラインテスター。がまかつファングループ(GFG)岡山支部副支部長。

(2020年01月09日 10時22分 更新)

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