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自転車溝にはまり…高齢者助ける 矢掛高2年城尾さんに県わかば賞

賞状を受け取る城尾さん(右)
賞状を受け取る城尾さん(右)
 自転車が溝にはまり、困っていたお年寄りを助けたとして、矢掛高(岡山県矢掛町矢掛)の2年城尾歩希(じょうのう・あゆき)さんに8日、善行をたたえる県の「わかば賞」が贈られた。城尾さんは受賞を喜び、満面の笑みを見せていた。

 城尾さんは昨年12月中旬の午後4時ごろ、下校している際に、井原線矢掛駅(同所)近くで自転車の後輪が道路の細い溝にはまり動けなくなっていた高齢男性を発見。城尾さんは声を掛け、自転車を溝から引き上げた。男性は手を少しけがしていたため荷物を持って矢掛駅のホームまで運んだという。その様子を見た人が県備中県民局に連絡し、受賞が決まった。

 この日、同高の3学期始業式に合わせ、わかば賞の伝達式が行われた。全校生徒と教職員計約450人の前で、県青少年相談員の渡邊惣市さんが賞状と記念品の盾を城尾さんに手渡し「日ごろの心の持ち方が善行につながった。今後も立派に行動してほしい」と述べた。

 城尾さんは「身近に困っている人を見つけた時は、自分にできる最善のことをしていきたい」と話していた。

(2020年01月08日 18時14分 更新)

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