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ドッグランで絆づくりを 真備の住民有志、4月開設へ準備

ドッグランの予定地で開設に向けて準備を進める松本さん(右)ら
ドッグランの予定地で開設に向けて準備を進める松本さん(右)ら
ドッグランで絆づくりを 真備の住民有志、4月開設へ準備
 西日本豪雨で被災した倉敷市真備町地区で、住民らが愛犬と自由に遊べるドッグラン開設の準備を進めている。愛犬家に利用してもらい、地域のにぎわいにつなげるとともに、豪雨時にペット同伴の被災者が避難先に困った例もあったため、いざというときに情報交換できるネットワークを築く狙いもある。4月のオープンを目指している。

 用地は同町川辺の高梁川河川敷の一部約3千平方メートル。管理する国土交通省が昨年5月に河川敷の活用策を募集しているのを知った松本竜己さん(55)=同所=が、野犬譲渡活動をする市保健所のボランティアら3人と案を練り、交渉を進めてきた。

 計画では、ドッグランのスペースに柵を設置して3区画に分け、犬の大きさごとに利用スペースを設ける。河川敷は無償で借りる予定だが、整備費を捻出するため、会費を払ったメンバーが利用できるシステムとし、オープン後の管理や運営もメンバーが行う。紹介制でビジターの受け入れも検討している。

 同12月から草刈りを行い、開設予定場所の整備に着手。今後も国交省と協議しながら最終申請や柵の設置作業などを行う。

 松本さんらが地域の活性化とともに目標とするのが、災害の際に役立つ愛犬家ネットワークの構築。西日本豪雨の際には、避難所の中にペット同伴で利用できない施設もあり、戸惑う被災者もいた。松本さんは「利用者同士で、日頃から災害に関する情報を交換したり、万一の際に連絡できたりする関係ができれば」と期待する。

 豪雨で最も大きな被害を受けた地域の一つの川辺地区では、まだ自宅に戻れない住民も多いという。松本さんは「たくさんの人と犬が集まるにぎやかな場所をつくり、避難している愛犬家が真備に戻る後押しをしたい」と話す。

 メンバー募集は今月から始める予定。

(2020年01月06日 12時34分 更新)

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