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「土人形」名物に 浅口の橋本さん 招き猫など1800点を公開

招き猫など約1800点を自宅で公開している橋本さん
招き猫など約1800点を自宅で公開している橋本さん
 「鴨方土人形」と銘打った民芸品を制作する浅口市鴨方町鴨方、橋本淳一さん(59)が、自作したり両親と全国各地で集めたりした招き猫、こけしなどの人形約1800点を自宅に並べ、公開を始めた。「人形を新たな名物にして地域の活性化に役立てれば」と話している。

 橋本さんは元カメラマン。1990年ごろ体調を崩して古里の大阪市に戻り、人形を作っていた父を手伝うようになった。2010年夏に両親と共に浅口市へ引っ越した。

 公開する作品のうち、自らの鴨方土人形は約100点。顔の模様が八の字に割れた「はちわれ」の招き猫「くろべえ」や干支(えと)の置物などで、自宅の窯で土を焼き、アクリル系顔料で彩色している。くろべえは、「多幸」に通じるタコを抱く、タイの模様の前掛けをしている―などバリエーションがある。人形の大きさは5~15センチ。

 他にも自身や両親が収集した招き猫、天神人形、福助人形などがそろい、アトリエを含む2階の3室に並べている。

 橋本さんは「大阪に戻ったころの疲れた心を招き猫が癒やしてくれた。招き猫好きの人と語り合いながら、誰かを幸せにできる作品を生み出したい」と意欲を見せる。

 見学は予約が必要。鴨方土人形は受注生産で販売もしている。問い合わせは橋本さん(0865ー44ー2976)。

(2020年01月05日 19時53分 更新)

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