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笠岡・三笠さんの演奏会100回 地域活性化願い多彩な音楽家招く

100回目のコンサートで観客と一緒に楽しむ三笠さん(奥の右から2人目)
100回目のコンサートで観客と一緒に楽しむ三笠さん(奥の右から2人目)
 アマチュア画家の三笠博通さん(78)=笠岡市大井南=が市内のギャラリーなどで開いてきた無料のコンサートが昨年12月で100回を迎えた。県内外のさまざまなジャンルの音楽グループなどに出演を依頼し、月に数回のペースで開催。「地域活性化の一助になれば」と続けてきた三笠さんは、200回を次の目標に据える。

 コンサートは2016年6月、市内に構えるアトリエでスタート。17年1月からは主に自身の作品約100点が並ぶ笠岡シーサイドモール2階のギャラリー「ふるさと交流館」(同市笠岡)を活用している。

 日曜日の昼過ぎに1回約2時間開催。ポップス、ジャズ、演歌、ハワイアンといった音楽グループなどが訪れ、自慢の演奏や歌声を披露する。これまでの来場者は延べ1万3千人を超えるという。

 100回目となった12月15日には福山市の津軽三味線グループが出演。軽快で力強い三味線が演奏されたほか、くじ引きで三笠さんの絵が当たるイベントもあり、158人の来場者を楽しませた。笠岡市の自営業女性(69)は「いろいろな音楽を聴けるので何度来ても飽きない」と話す。

 三笠さんは変わりゆく郷土の景色を記録として残そうと、井笠地域の今昔風景などを描いている。学校や福祉施設に出向いて作品をプロジェクターで映し出す「移動美術館」も行い、地域文化の振興に貢献したとして「ワコー文化賞」を17年に受賞している。

 101回目のコンサートは今月12日午後1時半から同交流館で行う予定。三笠さんは「楽しみにしてくれる人がいる限り続けていきたい」と話している。

(2020年01月03日 20時25分 更新)

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