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良い年でありますように 岡山県内の寺社、初詣客次々

おみくじを引いて吉凶を占う初詣客=1日、最上稲荷
おみくじを引いて吉凶を占う初詣客=1日、最上稲荷
阿智神社で奉納された「三女神の舞」=1日
阿智神社で奉納された「三女神の舞」=1日
さい銭箱の前で手を合わせる参拝者=1日、金光教本部
さい銭箱の前で手を合わせる参拝者=1日、金光教本部
 「今年も良い年でありますように」。岡山県内各地の寺社は1、2の両日、初詣の家族連れらでにぎわった。参拝客は新しい年の幸せを願い、手を合わせていた。

■岡山市■

 最上稲荷(北区高松稲荷)には大みそかから2日にかけて約47万人が参拝。本殿そばの鐘を突いて無病息災や家内安全を祈ったり、境内にある「なごみカフェ」で甘酒やぜんざいを楽しんだりしていた。家族5人で訪れた一宮高2年の生徒(17)は「今年は受験生になるので、志望校に推薦で合格できるよう祈った」と話した。

 吉備津神社(同吉備津)には2日までに約3万6千人が訪れ、お守りや破魔矢などを求める家族連れらでにぎわった。氏子らが三味線の音に合わせて餅をつく「三味線餅つき」が繰り広げられ、正月ムードを盛り上げた。

 黒住教本部(同尾上)では、初日の出を拝む「日拝式」に多くの人たちが詰め掛け、真庭市特産のひるぜん大根を炊いた「福福だいこん」約千食が振る舞われた。獅子舞や琴の演奏などもあり、約4万人が詣でた。

 岡山神社(同石関町)は学問の神様といわれる菅原道真が祭られており、合格祈願の受験生や家族連れら約3万3千人が訪れた。参拝者は今年のえと・子(ね)の形の紙に願い事を書き、大型絵馬(縦1・5メートル、横1・8メートル)に付けるなどして新年の無事を祈願した。

■倉敷市■

 阿智神社(本町)には、1、2日の両日で約3万人が参拝した。境内の能舞台では、交通の神として知られる主祭神・宗像三女神に扮(ふん)して純白の着物を身にまとった女性3人が「三女神の舞」を奉納した。市内に帰省中で、親族10人で訪れた福岡県宗像市の会社員(34)は「家族の健康と、仕事がうまくいくことをお願いした。安定した一年になってほしい」と話していた。

 由加山(児島由加)の由加山蓮台寺と由加神社本宮には、2日間でそれぞれ約28万人が訪れ、一年の平穏を願った。蓮台寺では、高さ7・59メートルの厄除(やくよけ)不動明王を拝んだり、祈〓(きとう)を受けたりした。本宮では、年越しのカウントダウンや鏡開きがあり、金刀比羅宮(香川県琴平町)との両参りなどでにぎわった。(〓は示ヘンに寿の旧字体)

■浅口市■

 金光教本部(金光町大谷)には1、2日に約6万人が訪れた。1日早朝の元日祭では、祭主代理の金光浩道広前部長が一年の幸福を祈願。今年は初めて「願い札」が用意され、参拝者が願い事を記して奉納していた。ぜんざいやお神酒も振る舞われた。

 地元サッカーチーム主将の小学6年の児童(11)は「卒業までに一つでも多く勝てるようお願いした」と話した。

■玉野市■

 玉比〓(たまひめ)神社(玉)には1、2日に約8千人が訪れた。参拝者は、お守りを買うなどした後、境内にあるご神体の巨岩「立石」に触れて家内安全、無病息災、開運などを祈願していた。(〓は口ヘンに羊)

 家族で訪れた玉野市、会社員(65)は「4月から就職する長女の仕事がうまくいくように絵馬を作って祈った」と話した。

■津山市■

 徳守神社(宮脇町)には大みそかから2日にかけ、家族連れら約2万5千人が参拝し、家内安全や健康祈願のお守りを買い求めたり、境内にある金色の大みこしの前で記念撮影をしたりしていた。

 家族4人で訪れた津山市、教員(23)は「社会人2年目を迎えるので、責任感を持って地元に貢献できるようになる年にしたい」と話した。

(2020年01月02日 19時49分 更新)

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