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被災した水子の霊場再生、福島 ボランティアら協力

 再建された水子供養の霊場。手前は山口常雄さん=27日、福島県いわき市
 再建された水子供養の霊場。手前は山口常雄さん=27日、福島県いわき市
 東日本大震災の津波で大きな被害が出た福島県いわき市で、ボランティアや篤志家が協力し、水子を供養する霊場を27日、再建した。関係者は「亡くなった子をしのび、花を絶やさない場にしたい」としている。

 津波で壊滅状態となったのは、いわき市平沼ノ内の海岸沿いの崖にある洞窟内の霊場。胎児や乳児の状態で亡くなった子どもの供養するため、遺族らが約300体の地蔵を安置していた。地蔵は津波で洞窟内に入り込んだ砂で埋もれ、しばらく放置されていた。

 被災地支援のボランティア団体が2013年から地蔵の搬出や洗浄を実施。移転先を探していたところ、観光会社の代表が用地提供を申し出た。

(2019年12月27日 18時33分 更新)

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