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美作のうまいもん一堂 21日催し 地元高校生が企画・運営

イベントへの来場を呼び掛ける高校生実行委メンバー
イベントへの来場を呼び掛ける高校生実行委メンバー
 美作地域の活性化を目指し、地元高校生有志が企画・運営する初のグルメイベント「県北のうまいもん大集合! うまいもん一番街!」が21日、津山市の中心商店街で開かれる。ソシオ一番街の空き店舗前やアルネ・津山東広場に、地域住民組織や移動販売店、高校生が計22ブースを出店し、地域の食の魅力をアピールする。

 若者らの活躍を支援しようと美作県民局と山陽新聞津山支社が展開している「みま咲く未来プロジェクト」の一環。県民局の事業で津山東、津山、津山工、作陽、美作、林野の6高の1、2年生33人と津山中3年2人が集まり、実行委を結成した。全体統括や出店調整、広報といった5グループに分かれ、9月から参加店選びや出店交渉、ちらし作成など準備を進めてきた。

 当日は、イモやユズといった特産品を活用したメニューや、インスタ映えで若者に人気のタピオカドリンク、実行委による「餃子(ギョーザ)ピザ」、津山東、美作高の生徒が手掛けるスイーツを提供するブースが並ぶ。この日限定のジビエバーガーなどもお目見えする。

 高校生スタッフは自らデザインしたエプロンを着け、ブース補助や会場アナウンス、食べ歩きマップの配布を中心に運営に当たる。

 実行委代表の林野高2年青山遥斗さん(16)ら5人は「地域や商店街を盛り上げたいと集まったメンバーで、県北のおいしい食べ物を一堂に集めた。たくさんの人に訪れてほしい」と呼び掛けている。

 午前10時半~午後3時半。問い合わせはNPO法人みんなの集落研究所(070―3775―8356)。

(2019年12月19日 14時19分 更新)

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