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台風被災の宮城へ応援メッセージ 豪雨被害の矢掛・中川小児童

応援メッセージなどを色画用紙に貼り付ける中川小児童=13日
応援メッセージなどを色画用紙に貼り付ける中川小児童=13日
 西日本豪雨で浸水被害に遭った中川小(岡山県矢掛町本堀)の全校児童43人が、10月の台風19号で浸水被害を受けた金山小(宮城県丸森町)の児童宛てに応援メッセージを作った。自分たちと似通った境遇の子どもたちを元気づけようと計画。メッセージを書いた用紙や児童の集合写真を色画用紙計6枚に貼り付け、近く郵送で届ける。

 丸森町教委などによると、台風19号の影響で阿武隈川の支流・雉子尾(きじお)川が氾濫したため、金山小は校舎や体育館が床上約1メートルの高さまで浸水。現在、復旧のめどは立っておらず、児童28人は近隣の丸森小で授業を受けているという。

 中川小の宇都宮健太教諭(28)が11月下旬、金山小の状況を報道などで知り、児童に紹介した。中川小の児童も西日本豪雨後に約半年間、近隣小学校への通学を余儀なくされており、子どもたちでつくる児童会運営委員会が応援メッセージの送付を発案。全校児童に協力を呼び掛けた。

 児童は今月10日の児童会集会で一人ずつ用紙に「私たちも被災したけど、たくさんの人のおかげで復興できました。頑張ってください。応援しています」「学校は大変だけど、友達と遊んだり話したりして元気を出してね」などとメッセージを記入。13日には同委員会の4人が休み時間を利用して発送に向けた作業を行った。

 6年女子児童(12)は「金山小のみんなは自分たちの校舎が使えず、きっとつらい思いをしているはず。私たちの言葉で少しでも勇気づけられれば」と話していた。

(2019年12月17日 22時48分 更新)

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