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北前船縁に国境超えた交流を 中国・大連の訪問団が来岡

倉敷市内で開かれた大連訪問団の歓迎式典
倉敷市内で開かれた大連訪問団の歓迎式典
 江戸、明治期の海運を担った「北前船」ゆかりの自治体との交流を目指す中国・大連市の若手経済人らによる訪問団が15日、岡山県を訪れた。20日まで県内の観光・福祉施設の視察などを予定しており、貴重な歴史遺産を縁に国境を超えた親睦を図る。

 一行は商社、医療など若手経営者や大学生ら20、30代の14人。大連市は北前船寄港地の活性化を狙いにしたフォーラムを2018年に開催した実績があり、地方都市とのつながりを深めようと航空、鉄道会社などでつくる一般社団法人「北前船交流拡大機構」(東京)の仲介で来岡した。

 15日夜に倉敷市内のホテルで歓迎式典を開催。約100人が出席し、伊東香織市長が「北前船をきっかけに日中両国の交流がさらに進むことを期待している」とあいさつ。訪問団を代表して大連市観光交流発展促進会の〓柏林副秘書長が「岡山の素晴らしい風景をたくさんの中国の人に紹介したい」と日本語で述べた。(〓は基の土が糸)

 滞在中にジーンズミュージアム(倉敷市)や備前長船刀剣博物館(瀬戸内市)、社会福祉法人旭川荘(岡山市)などを訪問。17日には岡山市内で交流会も開かれる。

(2019年12月15日 23時06分 更新)

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