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鷲羽山の麓の海岸に大量プラごみ 愛媛の法人、フォーラムで報告

鷲羽山の麓の瀬戸大橋も見渡せる海岸そばにたまった発泡スチロールなどのごみ=12日
鷲羽山の麓の瀬戸大橋も見渡せる海岸そばにたまった発泡スチロールなどのごみ=12日
鷲羽山の麓の海岸に大量プラごみ 愛媛の法人、フォーラムで報告
 瀬戸内海国立公園の景勝地・鷲羽山(倉敷市下津井田之浦)の麓の海岸に、環境汚染が懸念されているプラスチック類のごみが漂着してたまっている。海の環境保全を図る一般社団法人「E.Cオーシャンズ」(愛媛県八幡浜市)が確認した。

 50メートルほどにわたり、ペットボトルや発泡スチロールの破片などが砂浜に打ち上げられている。奥のやぶの中にも、風で吹き上げられたとみられるトロ箱などがびっしりと重なっている場所がある。中には土に埋まっているものもあり、長年にわたって放置されてきたことを物語っている。

 現場は、下津井瀬戸大橋のたもとの東側で、鷲羽山の展望台の真下付近の海岸。近づく道はなく、鷲羽山を周遊する道路からやぶをかき分けて入るしかない場所だ。

 このまま放置すれば劣化して微細なマイクロプラスチックとなり再び海に流れ出て、有害物質を吸着するなどして環境に悪影響を及ぼす可能性が高まる。

 E.Cオーシャンズは、無人島など接近し難い海岸での漂着ごみ回収を行っている。14日に倉敷市内で開いたフォーラムでも状況を報告した。岩田功次代表理事は「マイクロプラスチックになる前に取り除く必要がある。近づきにくい場所ではあるが、何とか地元で回収してほしい」と話している。

(2019年12月14日 21時38分 更新)

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