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刀剣漫画で「長船」の魅力発信 東京の県アンテナ店でイベント

漫画「刀使ノ巫女」の複製原画が展示され、ファンらでにぎわう会場=東京都港区
漫画「刀使ノ巫女」の複製原画が展示され、ファンらでにぎわう会場=東京都港区
 刀剣の産地・瀬戸内市長船町地区をPRするイベントが14日、東京都港区の県アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で始まった。長船が作中に登場する刀剣漫画「刀使ノ巫女」の複製原画の展示やトークショーを通じて、長船や刀の魅力を発信する。15日まで。

 漫画の作者・さいとー栄さんの協力で、刀を手に生き生きとした表情の女性たちが描かれた複製原画124点を展示した。初日からファンらが詰め掛け、写真を撮ったり、漫画談議に花を咲かせたりしていた。さいとーさんがイベントのために用意した登場人物のイラスト入りポストカードも人気を集めた。

 この日は、都内で日本刀専門店を経営する深海信彦さん、刀ガールとして活動するアイドル・杏ちゃん、武久顕也市長による公開対談もあった。約30人を前に、深海さんは「備前刀が最も栄えたのは鎌倉時代中期から後期で、長船に高い技術を持った職人が集中していた」と解説。市長は備前長船刀剣博物館では職人の実演を見学できると紹介し「日本に受け継がれてきた刀の文化に触れられる。ぜひ現地に足を運んでほしい」と呼び掛けた。

 参加した会社員男性(24)=東京都杉並区=は「アニメをきっかけに日本刀に興味を持った。いつか産地の長船に行きたい」と話した。

 イベントは首都圏で長船の知名度アップを図る観光プロモーションとして、瀬戸内市が初めて企画した。

(2019年12月15日 13時25分 更新)

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